【保存版】macbookバッテリー交換の目安・費用・日数を完全解説

【保存版】macbookバッテリー交換の目安・費用・日数を完全解説

「MacBookのバッテリーってすぐ変えられるの?」

「どれくらいの費用がかかるのだろうか?」

MacBookを愛用している人にとって、バッテリー劣化は緊急の課題です。

この記事では、MacBookのバッテリー交換のタイミングや目安から、正規・非正規のサービスの違い、即日対応の可否、価格の比較、交換時の注意点まで詳しく紹介します。

「買い替えより交換で済ませたい」「安心してあと数年使いたい」と思った人が、最適な判断をするために、情報を一つの記事にまとめました。

MacBookのバッテリー交換の目安|タイミングを見極める方法

デスクに置かれたMacBook

MacBookは、どれくらい使用するとバッテリー交換を視野に入れるべきなのでしょうか。

ここでは、以下の3つの視点から、MacBookのバッテリーの交換タイミングを見極めるためのポイントをわかりやすく解説します。

  • バッテリー交換の目安は購入後2〜4年
  • 充電の減りが異常に早いと感じるとき
  • 交換すべきかどうかはMacBookで確認できる

バッテリー交換の目安は購入後2〜4年

MacBookのバッテリーは、一般的に購入から2〜4年が交換の目安とされています。

これはバッテリーがリチウムイオン電池で、1,000回前後の充放電で劣化する性質があるためです。

Appleの公式サイトでも「充放電サイクルが1,000回を超えると、性能が本来の80%以下に落ちる」と明記されています。

実際、毎日使う場合、2〜3年でこの数値に到達することが多く、体感としても充電の持ちが悪くなったと感じるようになります。

この状態を放置すると、バッテリーの膨張やシャットダウンといったトラブルにつながり、修理費用が高額になるリスクもあります。

購入から2〜4年経過しているMacBookは、バッテリー状態の確認と、必要に応じた交換を検討すべきタイミングです。

充電の減りが異常に早いと感じるとき

「100%まで充電したのに、1〜2時間で電池が切れる」

このような状態は、バッテリーが限界に近づいているサインです。

とくに以下のような症状が出ていれば、劣化が進んでいる可能性が高いです。

  • バッテリーが極端に早く減る
  • 本体が熱を持ちやすくなる
  • ケーブルを抜くとすぐに電源が落ちる

これらはすべて、バッテリー内部の劣化が進行している兆候です。

毎日MacBookを使用している方にとっては、安定した稼働時間の確保が仕事の質に直結します。

こうした症状が出ているなら、「まだ使えるかも」と様子を見るのではなく、速やかに交換を進めることが、安心・安全な作業環境を保つ最善の選択です。

交換すべきかどうかはMacBookでも確認できる

MacBookにはバッテリーの状態を数値や表示で確認できる機能が搭載されています。

これを使えば、今の状態を客観的に把握できます。

以下の手順で確認が可能です。

【MacBookでのバッテリー状態確認手順】

1.「システム設定」を開く
2.「バッテリー」をクリック
3.「バッテリーの状態」という項目をチェック

ここで「正常」と表示される場合は特に問題ありません。「修理サービス推奨」という表示になった場合は、修理を検討しましょう。

MacBookのバッテリーの交換方法を徹底比較

MacBook本体

MacBookのバッテリー交換を考えたときに、「どこに頼むか」で費用も所要時間も大きく変わります。

Apple公式に依頼するのが安心ですが、コストや日数を重視するなら、非正規業者も検討の余地があります。

ここでは、以下の2つの代表的な交換方法について、手続きや特徴を詳しく解説します。

  • Apple正規サービスでの交換方法
  • 非正規修理業者の交換方法

それぞれのメリット・デメリットを比べながら、自分に合った方法を見つけましょう。

Apple正規サービスでの交換方法

MacBookをApple公式でバッテリー交換する最大のメリットは、安心感と信頼性です。

Appleの純正部品を使い、Appleのトレーニングを受けた技術者が作業するため、仕上がりの品質が高く、トラブルの心配もありません。

【Apple正規店の特徴】

費用の目安 24,000円~43,000円(モデルによって変わる)
所要日数 持ち込みは1時間~4時間(混雑状況による)
配送の場合は5~7営業日
部品 Apple純正の場合が多い
AppleCare+ 対象(無料になる可能性あり)

ただし、スピードを重視する方や今すぐ使いたい方には不向きなこともあります。また、価格面では他の選択肢よりやや高めです。

総じて、「費用よりも安心・品質重視」の人におすすめなのが、Apple正規サービスです。

【ポイント】

Appleの公式修理業者は、Apple公式のApple StoreとAppleから正規サービスプロバイダとして認定されている正規業者があります。サービスや費用などに違いはありません。

非正規修理業者での交換方法

MacBookのバッテリーの修理は、非正規の修理業者によるバッテリー交換も選択肢の一つです。とくに実店舗がある業者は、即日対応できる可能性が高いです。

【非正規業者の特徴】

費用の目安 27,000円前後
所要日数 Apple正規店よりも日数がかからない場合が多い
予約の手軽さ 簡単に空き状況を確認・予約可能
全国にあるため近くの場所を見つけやすい

非正規修理業者の場合は料金もリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れており、即日対応可能な店舗も多いので緊急事態にも臨機応変に対応してもらえます。

一方で、純正部品ではないことが多く、動作保証や耐久性に若干の不安がある点も否定できません。

トラブルを避けるためには、事前に口コミや保証内容をしっかり確認しておくことが重要です。

非正規業者は「スピードや価格を重視する人」に向いている選択肢です。

MacBookのバッテリー交換の期間と即日対応の可能性

時計が表示されたMacBook

MacBookのバッテリー交換を検討しているときに、気になるのが「どれくらい時間がかかるのか?」という点です。

とくに仕事で日常的に使っている場合は、長期間預けるのは避けたいというのが本音でしょう。

ここでは、交換にかかる日数と、急ぎのときに頼れる即日対応の可能性について、以下の視点で詳しく解説します。

  • バッテリー交換にかかる日数
  • バッテリー交換は即日対応可能か

バッテリー交換にかかる日数

MacBookのバッテリー交換にかかる日数は、依頼する業者や方法によって大きく異なります。

Apple公式と非正規業者では、対応スピードや工程の違いから、所要期間に差が出ます。

Apple正規店 非正規業者
持ち込み修理 最短1時間だが、予約状況によっては、3~5営業日かかることがある 最短60分で完了(パーツがないときは後日になる)
予約 事前予約が基本 事前予約なしでも対応してくれるケースもある

スピードを重視する場合は、信頼できる非正規業者を利用するのをおすすめします。

バッテリー交換は即日対応可能か

バッテリー交換は、即日での対応が可能なのでしょうか?

結論から言えば、非正規業者なら即日対応は十分に可能です。

特に以下のような条件を満たしていれば、当日中に新品のバッテリーに交換することも現実的です。

【即日対応が可能な条件】

・作業時間帯に空きがあること(混雑していない)
・事前にWebで来店予約をしておくこと
・MacBookのモデルが比較的新しいこと(パーツ調達がしやすい)
・店舗にパーツ在庫があること

例えば、iPad mini6など市場にあまり出回っていないデバイスであれば、店頭にパーツ在庫がないことが多く、即日対応が難しい場合があります。

一方で、一般的に出回っているMacBookのバッテリーであれば、即日対応できる可能性は非常に高いでしょう。

「今日中にMacBookが必要」「今週中に仕事が詰まっている」など、急ぎの場合は、即日対応できる非正規業者に連絡し、事前予約しておくことを推奨します。

MacBookのバッテリー交換にかかる費用と保証の有無

MacBookを使って仕事をする人

MacBookのバッテリー交換を検討するとき、もっとも気になるのが「いくらかかるのか?」という費用面の問題です。

ここでは、以下の2つの視点からわかりやすく解説します。

  • バッテリー交換にかかる費用
  • バッテリー交換に保証は使えるか

費用は依頼先とモデルによって変わる

MacBookのバッテリー交換費用は、依頼する業者とMacBookのモデルによって大きく異なります。

以下に代表的な費用相場をまとめます。

サービス種別 MacBook Air MacBook Pro
Apple正規サービス 29,000円前後 42,000円前後
非正規修理業者 18,000円前後 28,000円前後

Apple正規サービスは高品質ですが、費用もやや高め。

一方、非正規業者なら半額程度で済むケースもあり、即日対応も期待できます。

結論としては、品質と保証重視ならApple正規、コスパ重視なら非正規という使い分けが現実的です。

バッテリー交換に保証は使えるか

AppleCare+の保証にはバッテリーサービス保証があり、加入していれば条件付きで無料での交換が可能です。

AppleCare+による保証が適用される条件は以下の通りです。

  • AppleCare+加入中であること
  • バッテリーの最大容量が本来の80%未満になっている
  • 外的な破損や水濡れなどがないこと

AppleCare+は、Apple製品購入時または購入後30日以内に加入できる有料保証サービスです。この保証に加入していると、バッテリー性能が著しく低下した場合、無償で交換してもらえる特典があります。

【注意】

AppleCare+は非正規業者で修理を受けたことがある場合は保証適用外になります。AppleCare+に加入しているかどうかを確認し、加入している場合はApple正規店で修理を依頼しましょう。

MacBookのバッテリー交換前にバックアップしておく

ノートパソコンを修理する男性

MacBookのバッテリー交換を行う前に、必ずやっておくべきことがあります。それは、大切なデータのバックアップです。

バッテリーの交換作業でデータが消えることはまれですが、万が一のトラブルに備えて、以下の2つの視点からバックアップの重要性と方法を押さえておきましょう。

  • バックアップしないといけない理由
  • データをバックアップする方法

バックアップしないとデータが消える可能性がある

MacBookのバッテリー交換を依頼する前に、バックアップを取るべき理由は、交換時に予期せぬエラーや初期化が発生する可能性があるからです。

Apple公式の案内でも、修理や交換の前には「事前バックアップ」をすることを強く推奨しています。とくに以下のようなケースでは、データが消えるリスクがあります。

  • 修理中にロジックボード側に問題が見つかり、初期化される
  • システム更新中にエラーが発生し、再インストールが必要になる
  • 作業中にストレージなどの内部データ構造が破損する

こうしたトラブルは頻繁ではありませんが、「絶対に起こらない」とは言い切れないのが現実です。

とくに、仕事やプライベートで写真・動画・デザインデータなどを大量に扱っている人にとって、バックアップを取らずに交換に出すことは、控えましょう。

したがって、バッテリー交換前には「必ずバックアップする」ことが、安心して修理を任せるための基本中の基本といえます。

データをバックアップする方法

MacBookのデータを安全に保管するには、信頼性の高いバックアップ方法を選ぶことが大切です。

おすすめは、オンラインストレージに保存する方法です。「Google Drive」「iCloud Drive」に写真やフォルダを保存しておけば、いつでも取り出せます。

Appleが公式に推奨しているのは「Time Machine」と呼ばれる機能です。

【Time Machineを使ったバックアップ手順】

1.外付けハードディスクをMacBookに接続する(MacBookの容量以上が目安)
2.「システム設定」→「Time Machine」を開く
3.「バックアップディスクを選択」から保存先を指定
4.自動バックアップをオンにする

Time Machineは一度設定しておけば、今後も定期的に自動でバックアップを取ってくれるため非常に便利です。

Time Machineを立ち上げたあとに「今すぐバックアップ」を選択すると、自動バックアップを待たずにバックアップできます。

自分の使い方や保存容量に合わせて、「確実に戻せる形」で保存することが大切です。

特に、仕事用のファイルやアプリ設定・パスワード情報などは、忘れずにバックアップしておきましょう。

しっかりバックアップしておけば、万が一何かあってもすぐに元の環境に戻せる安心感があります。

MacBookのバッテリー交換に関するよくある質問

デスクに置かれたMacBook

自分で交換しても大丈夫?

結論から言えば、MacBookのバッテリーを自分で交換するのはおすすめできません。

なぜなら、作業の難易度が高く、失敗したときのリスクが非常に大きいからです。

たしかに、Amazonなどで交換用バッテリーや工具が手軽に手に入るため、 「安く済ませたい」「自分でできそう」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、以下のようなデメリットと危険があることを知っておく必要があります。

【自力交換の主なリスク】

・内部パーツが繊細で、破損や断線の危険がある
・バッテリーの取り外しに強い接着剤を剥がす必要があり、事故が起きやすい
・バッテリーが発火・発煙する恐れがある(特に安価な互換品の場合)
・Appleの正規保証やサポートが無効になる
・交換後の不具合に自力で対処する必要がある

とくに2019年以降のMacBookは、バッテリーが本体に強固に接着されており、分解には専用の工具と技術が必要です。

YouTubeで見ると簡単に見えるかもしれませんが、実際の作業は予想以上に難しく、経験のない人には危険が伴います。

費用を抑えたい気持ちは理解できますが、万が一故障や火災につながれば、数万円どころではない損失になる可能性もあります。

したがって、MacBookのバッテリー交換はApple公式または信頼できる修理業者に依頼するのがもっとも安全で確実です。

買い替えと交換、どちらを選ぶべき?

買い替えか交換かを選ぶべきタイミングは、MacBook本体の状態と予算によって変わってきます。

以下に、どちらを選ぶかの目安をまとめました。

【バッテリー交換を選ぶべき場合】

・処理速度や画面に不満がない
・macOSのサポート対象内である
・本体の状態が良好で、問題なく動作する
・出費をできるだけ抑えたい

【買い替えを選ぶべき場合】

・MacBookの動作が重く、仕事に支障をきたしている
・ストレージ容量やポート数が足りない
・最新macOSのアップデート対象外になった
・複数のパーツに劣化・不具合が出ている
・最近のMacBookが気になっていて、買い替えたい

たとえば、2019年モデルのMacBook Proであれば、スペック的にもまだ現役で使えます。

この場合、買い替えるよりもバッテリーを交換したほうがコストパフォーマンスが高いです(MacBookAirならM1チップモデル以上のもの)。

一方で、MacBookを購入してからすでに5年以上が経過し、全体的にパフォーマンスが落ちているようであれば、思い切って買い替える方が長期的に見てストレスもコストも減らせる選択になるでしょう。

バッテリーを長持ちさせる方法は?

バッテリー交換後、できるだけ長持ちさせるためには、日々の使い方に気をつけることが何より大切です。ちょっとした意識の違いが、バッテリーの寿命を大きく左右します。

以下に、バッテリーを長く保つための基本的な習慣をまとめました。

【バッテリー寿命を延ばすためのポイント】

・充電は20〜80%の間を保つよう意識する
・100%のまま長時間つないだ状態にしない
・バッテリーが完全に0%になる前に充電する
・高温環境(炎天下や密閉空間)での使用を避ける

これらの対策をしっかり行えば、交換したバッテリーも2〜4年は快適に使い続けられるでしょう。

MacBookのバッテリー交換は状況に応じて選ぼう|まとめ

MacBookのバッテリー交換は、使い方や本体の状態、予算、緊急度によってベストな選択肢が変わります。

ここまでの記事で紹介した内容を、以下のポイントにまとめました。

  • MacBookのバッテリー交換は「購入から2〜4年」や「充電の異常な減り」が目安となる
  • 安心重視ならApple正規サービス、費用や即日対応重視なら非正規業者が選択肢に
  • 交換前には必ずバックアップを取り、万が一に備えることが重要
  • 現在のMacBookの状態や使用目的に応じて、買い替えと交換を適切に判断することが快適な運用につながる

自分の状況に合った修理業者を選ぶことで、MacBookをより快適に、そして長く使い続けることができます。

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